東京7ブロック🌺みらいひろば日野駅前出前講座「その手には乗らない悪質商法撃退法!」🌺
12月13日(月)、年の瀬に向かって増える消費者被害を防ぐために日野市消費者センターの玉城さんよりお話を伺いました。
まず高齢者被害の現状と特徴についてのお話では、2020年度は新型コロナウィルスに関する相談が多かったそうです。
中でもマスク・体温計・パルスオキシメーターなどが届かないなどの通販トラブルでは、70歳以上の相談は全世代中で最も多い全体の22.1%でした。
お話の途中で「やってみよう!だまされやすさ 心理チェック」を参加者全員でやりました。
それぞれトラブルに対して
・危機意識がうすい傾向
・騙されているのに気が付かない傾向
・騙された時ひとりで抱え込んでしまう傾向
など自分たちの傾向がわかり、なるほど気をつけなければと再認識させられました。
次に最近の高齢者に多いトラブル事例として、申し込み後は電話がかからず解約できないサプリメ ントや化粧品の定期購入、トイレの詰まりなどでの思わぬ高額請求や「近所で工事しているので 無料点検をする。」という勧誘での高額支払いなどが挙げられました。
このような消費者被害に遭わないためには、電話など直接話さないようにする事がまず大事で、 日野市でも貸し出しを行っている自動録音装置などを利用すると良く、少しでもおかしいと思っ たら消費者センターや身近な人に相談してくださいとの事でした。
また、フィッシング詐欺を避けるには、個人情報は入力しないようにとの注意も受けました。
クーリングオフ制度についても詳しく教えていただきました。生協のように安心できる所ばかりではないため、特になまものなどの通信販売では返品できずに困ることもあり、注意が必要とのお話がありました。
参加者の方々との質疑応答の後で、今後のトラブルに備えて、日野市消費生活センターや消費者ホットラインなどへの連絡先も教えてもらいました。
とてもわかりやすく実例に沿った内容で、皆様からも「お話が聞けて良かった」「身近でもよくある事なので気をつけたい」「とても役にたった」「またやってほしい」などの感想をいただきました♪
帰りにはエディターさんがお土産として、お庭の千両の木などで作った花束を用意しておいてくれました。
今年のみらいひろばはこれで終わりますが、また来年になってみらいひろば日野駅前で皆さまとお会いできるのが楽しみです。
❣ 東京7ブロック委員会❣