コープみらいカレッジ深谷キャンパス第3回
今年度、北部ブロック委員会では、コープみらいカレッジ深谷キャンパスを開催することになりました。
テーマは「農研ねぎ」です。「農研ねぎ」は現在流通している深谷ネギの元祖ですが、栽培 が難しく一時期は絶滅の危機に瀕しました。農事組合法人埼玉産直センターの努力により復活しつつありますが、まだまだ流通量が少なく幻のネギと呼ばれています。そんな「農研ねぎ」を知って、守って、広める、を目的に4回コースで行います。
11月20日(水)、埼玉産直センターにて第3回「選定・定植・収穫」を実施しました。
赤城おろしの強い風が吹いている中、まずはじめに6月に植えた畑を見に行きました。
大雨や台風19号の影響で無事に収穫できるのか不安でしたが、生き残ったねぎは元気に育っていました。
来年の種取りを行うためのねぎを選定するため、どのようなねぎを選んだら良いか説明を受けた後、4つのグループに分かれて各生産者さんの畑へ移動しました。1つ選ぶだけでも大変な作業でしたが、来年良い種ができるよう心を込めて選定しました。
選定したねぎを持って1回目に種取りをしたハウスに集合し、病原菌が付いている可能性のある土がついた部分の皮と青い葉の部分を落とし、生産者の方が開けた穴に定植していきました。
植え終え、これが5月にみたネギ坊主になると思うと感動ものでした。
埼玉産直センターへ戻ると、焼きねぎが待っていました。
農研ねぎの焼きねぎは甘くてトロトロで、農研ねぎを食べたことがあるという受講生も、焼きねぎは初めてでこんなにおいしいとは思わなかったと大喜び!
その後再び畑に移動し、6月に植えた2畝分の農研ねぎを収穫しました。土が固く締まっていて、スコップで掘り起こしながらの作業は大変で、生産者の苦労が少しだけわかりました。
埼玉産直センターへ戻って昼食交流を行いました。
みかど協和(株)による種のミニ学習会や、埼玉産直センターからの台風・大雨による野菜の被害状況などの説明がありました。
また、今回で生産者の方とお会いできるのが最後ということで、受講生に一言ずつ発表していただきました。
生産者の方もこういった場に参加すると明日からも頑張ろうという刺激になりますと言ってくださり、カレッジを開催した意義を心から感じることができました。
◎受講生の声◎
・立派なねぎがたくさん採れ、5ヶ月前に植えたねぎなんだと感動しました
・白の部分が長いねぎになるまでには、何回も土寄せをした結果であることに驚きました
・農家さんの大変さを実感でき、農研ねぎに対し愛着がわきました
・1本ねぎ焼きを初めて食べました。甘くてみずみずしくとてもおいしかったです
第4回目は12月に「農研ねぎを使ったクッキング」を行います。
埼玉北部ブロック委員会
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